
鉄器時代の初期の遺跡であり、貝殻層が現われた断面と丘陵の上に散らばった白い貝殻が見られます。
この遺跡が初めて世に知られたのは1907年ですが、
その後何回かの学術調査を通してこの遺跡に対する文化的性格と年代の概要が明らかになり、
韓国先史時代の遺跡地の中で学術的価値が高い遺跡地として知られています。
一連の発掘を通じて、いわゆる金海土器と命名された土器のかけらが一番多く、
斧と小刀のような鉄器が発見されました。
したがって鉄器がすでに日常生活の道具として大きい役目を担っていて、
鉄器以外に骨角製品としても骨・骨針などと錐のような尖頭類がともに出土しました。

1920年の発掘の時、王莽の新国の時のお金である貨泉1個が出てきて、
この貝塚の上限年代が明らかになり、
また一緒に発見された炭化米は韓国の稲を研究するのに非常に重要な資料になっています。
その後34~35年の発掘を通じて、一塊のドルノル(石)墓とその横の独墓が発見されたが、
その中の1つの甕棺から細形銅剣と青銅製品などが出土しました。

入場料 : 無料
位置 : 慶尙南道金海市鳳凰洞